2015年5月20日水曜日

読書

今週の読書はこちら。


堀江貴文さんの「ゼロ」と長谷川朋美さんの「好きなことでお金を稼ぐ方法」です。何度も繰り返し読んでいます。 

私がこの本を読んでいる理由は、明確です。仕事嫌いを完全に克服したいから。正直にいうと、仕事が楽しいという気持ちがある反面、仕事嫌いの気持ちもどこかで持ち合わせています。 


というのは、私は長いこと、無理をしてきてしまったんです。とても忙しかったのもあるし、お客さんが必要としてくれているから体調が万全じゃないときも今はやらなきゃとか、他に代わりができる人がいないから私が頑張ろうとか、責任感と役に立ちたいがゆえにはじめた無理が積みかさなって、いつしか、自分の範囲をこえた余裕のない働き方をするようになっていました。お休みをゆるしていなかった。それが何年も続いてしまったんです。


倒れたのは自業自得なんですが、それからというもの、仕事に対するイメージが悪いどころか怖くなってしまい、かなりつらい想いもしてきました。


一度苦手になってしまったものを、もう一度好きになるには時間がかかります。だけど、諦めたくはなかったんです。

いつかまた、もっともっと仕事を好きになれると数パーセントでも信じた。それを続けてこられたのは、私自身、苦手を克服した経験があるからです。


かつての私は、学校と勉強が大の苦手でした。友達に会うとか、体育や給食の時間は好きだったけど、勉強は苦手でした。時間とは命なので、小中学校合わせて9年間もの長い期間を、将来使うかどうかも定かではない、机の上の勉強にかけるのが意味不明と思っていました。


その記憶から勉強も読書も嫌いだった。逆転したのは、26歳のとき。


毎日のように会っていた友達が、勉強が大好きな人だったんです。彼女は私にわかりやすい例え話を使って、歴史の話をしてくれたり、勉強の魅力を教えてくれた。あの時間が本当に楽しくてわくわくしたから勉強の見方が変わったんですよね。今では、寝るのも食べるのも誰かと会うのも忘れて、勉強に集中出来るんです。本当に何時間でもハマっていられる!


あの経験からいえるのはひとつだけで、仕事嫌いを克服するには、仕事が好きで好きでたまらない友達と遊んだり、仕事が好きで好きでたまらない人の考え方や、価値観をたっぷり浴びることなんだと思います。野菜嫌いでも創意工夫をして、美味しく食べられるように料理すると変わったりするじゃないですか。嫌いを好きにするには、抵抗せずに嫌いだと開きなおる。そして、視点を変えること。


ビジネス書は、先人の知恵だと思っています。同じ時代、同じ条件で生きている先輩たちが書かれているので、きっと自分と同じようなところで煮詰まったり、失敗もあると思うんです。

この二冊は「シンプルにまとまった知恵」がたくさん詰まっていました。全速力で追いかけて追いかけてもいい意味できっと届かない方たちです。







信頼と尊敬。










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